薪棚探訪 その三十一 大屋根の薪棚
2011.01.28

新年1回目にご紹介する薪棚は、大工さんによる在来工法の薪棚です。
今では希少となったスレート波板の庇が深くて、少々の強い雨でも薪は濡れそうにありません。
敷地の境界沿いに立てていますから、薪が満タンに入っていればプライバシーも保てますね。
薪棚の大きさは一辺が6メートルと3.6メートルのL字型で、奥行きは40センチの薪がゆっくり2列並びます。L字型ですとそれぞれの辺がお互いに支えあって、とても倒れにくくなるのでお薦めです。
地面からの高さが1.8メートルですが、床面は地面から30センチほど上げられていますから、薪自体の高さは約1.5メートルです。下部が30センチもあれば、地面の湿気が上がってくることも無さそうです。
この薪棚を満タンにすると、左の長辺側が約7立方メートル、正面の短辺側が約4立方メートル、合計が約11立方メートルの容量です。この辺りでは2シーズン分にはちと足りないかもしれません。
将来的には深い庇側にもう一列分増築する予定とか。そうすると、この量の15立方メートル以上の量となりますから、残量を気にする事なく思う存分焚けますね。
質、量とも申し分のない薪棚ですが、あえてケチを付けさせていただくと、木材が生地のままですから、キシラデコール等の防腐剤を塗るとずっと長持ちするでしょう。
今年も薪ストーブユーザー様の薪棚をどんどんご紹介していきますので、これから薪棚を作ろう・・・という方は是非参考になさってくださいね。

